ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)


モスン教育 終了後の報告

2006年7月報告
<稲の原生種の保存>  故藤原先生がマンズマン氏と構想を温めていたGreat Work事業
では、昨年からモスン教育の対象住民(おもに母親)にUpland Riceと総称される原生の陸稲数
種類の栽培を奨励しています。すでに収穫した陸稲は一缶(500g程度)のみ本事業運営経費
に返済し、残りはこの陸稲原生種保存活動に参加した家族の自家消費や換金用に当てられ
ました。
<今年のモスン学校生徒>  ツバツで37人、バサグノフォークで22人が登録。HANDS支援
金の減額が響いたのか、今年は教師も4名に減りましたが、年中、年少に分かれて元気に学
んでいます。


2006年5月報告
  少数民族里親の会(FOT)から引き継いだモスン教育事業は今年4年目を迎えます。政府
による画一的教育は、先住民族の子どもたちにハンディを背負わせ、民族の文化や親・長老
を敬う心が育たない。先住民族がその文化を継承し、生態系を回復しながら経済的に自立で
きる教育が必要だとの観点で始められた事業です。
  理念提唱者のマンズマン氏(元神父。住民は敬愛の念をこめて今もFr. Rexと呼ぶ)が
Great Workと名づけるように、200種から45種に減少したといわれる稲の原生種保存なども
含めた、包括的プロジェクトです。すぐ結果がでるプロジェクトではなく、マンズマン氏の生き
方、世界観を共有していないと、ともに働くのは難しい事業でもあります。
 HANDSの理念と共通するところが多いため、5年という期限を決めて支援を引き継ぎました。
将来、外部からの支援がなくても継続できるようにと、2年目からは自主財源の確保を事業の
中心に置いています。家禽類の飼育、野菜栽培、山羊の飼育などです。
 今年はマーベルに開設予定の駐在事務所を拠点として、これまで気がかりだった「地域の住
民が事業をどう考え、本当に自主的に事業に参加しているのか」を確認しながら、支援してい
きたいと思います。


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