ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)

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ダグマ山系ラムダラグ村生態系保存のための
森林農業推進事業
(2年目ラムカニダン地区の完了報告)
助成機関: 公益社団法人国土緑化推進機構(緑の募金交付金)
(3年継続事業1年目及び2年目)

 * 事業期間: 2013年7月〜2014年6月(1年目)
           2014年7月〜2015年6月(2年目)
 * 事業総額: 1年目:1,691千円(うち助成金は1,445千円)
           2年目:1,965千円(うち助成金1,679千円)
 * 受益者数(苗木配布を受けた直接受益者):
           サウスコタバト州レイクセブ町バランガイ・ラムダラグ
           1年目 シチオ・タブロ地区 30世帯
           2年目 シチオ・ラムカニダン地区 30世帯
 * 主な成果物:
       1年目: タブロ地区内の保護区(急斜面、渓流の両岸)計5haに、
          パラゴムノキ苗7,000本、コーヒー苗3,000本
          在来種のナト、ナボル、ラワンの苗木 計3,000本を植えた。
           レイクセブ町が生産区と指定した緩傾斜地各世帯1ha、計30haに、
          環境保全理念及び傾斜地農法によるアグロフォレストリー技術研修、
          モデル事例のスララ町タラヒク村訪問を通じて、知識と技術の習得、
          事業業遂行に必要なモチベーション高揚を図った。
       2年目: ラムカニダン地区内の保護区(急斜面、渓流の両岸)計5haに、
          ナラ1,490本、ラワン990本、ナブル500本植林。
           レイクセブ町が生産区と区分した緩傾斜地各世帯1ha、計30haに、
          パラゴムノキ苗6,970本、コーヒー苗2,770本を植えた。
          (長引く干ばつで、前年より枯死苗が増加、実際に植えた本数が減った)
          1年目同様、受益者は、理念技術研修に参加するとともに、タラヒク村
          マダル地区のモデル事例を見学、適切な維持管理の重要性を学んだ。 
 * 主な協力団体:レイクセブ町農業課、環境保全課、現地協力組織PFP
 * 助成機関: 公益社団法人国土緑化推進機構(緑の募金)


 1年目同様、2年目のラムカニダン地区受益者も、模範的事例とされる緑の募金事業地域タラヒク村(2009年支援)を訪問、維持管理を学んだ。 7−8mに伸びたゴム苗木を仰ぎ見た住民は、適正な手入れをすれば、樹液採取による収入向上も夢ではないと確信したようだ。

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