ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)

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傾斜地農法によるビラーンの村の
自立推進事業
助成機関:特定非営利活動法人WE21ジャパン・みどり

 * 事業期間: 2016年4月〜2017年1月
 * 事業総額: 326,324円(うち助成金211,000円)
 * 実施地域と面積、受益世帯数:
         サウスコタバト州コロナダル市
         アサンプション村(ビラーン名ボルール村) 5ha(推定)、30世帯
 * 現地協力組織:PFP 及び
         BOSDA(Bolul Sustainable Development Association)の
         農業スタッフ(ボニファシオ)
 * 主な成果物:
     (1) 各種苗木の植栽完了
       受益者30世帯の畑((ココヤシ 300本、バナナ300本、ゴム苗300本)
       急傾斜の入会地や水路の両岸(在来種苗350本、竹250本)
     (2) 研修の実施:
       住民組織化の方法、温暖化と熱帯林破壊との関係などの理念研修、
       傾斜地農法による持続可能なアグロフォレストリー技術の講義と実習
     (3) 村出身のビラーン人農業技術者(当団体元奨学生)ボニファシオが、
       現地協力組織PFPの指導の下で、受益者の組織化を学び、受益者組合による
       長期の苗木管理の体制ができた。
 * 助成機関: 特定非営利活動法人WE21ジャパン・みどり



 コーン単作による土壌流出防止のため、急傾斜地には、 等高線状にココヤシ苗を植えました。
(2016年度事業)

 2016年度の事業に先立ち、2014年度には、同じくWE21ジャパン・みどりの支援により、住民組合(BOSDA)育成を含む試験的アグロフォレストリーを実施しました。主力樹種ゴムについて、BOSDA農業指導者が、苗ではなく種子購入を選択、育苗した結果、予算内での受益世帯数が、当初の5から20以上に増え、期待以上の成果が上がった半面、ビラーン青年主導の組合運営は、事業資金管理に失敗して、組合活動は停止中です。ただし、苗木の維持管理は、農業技術者ボニファシオにより継続されています。(写真は播種後35日経過したゴム苗)

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