ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)

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2019年3月、6月 看護学科卒業の
奨学生ゴルディ・マリーの手紙




2019年3月1日付  NDMU大学 看護学科 を3月28日に卒業

 卒業を前にして、4年前、看護学生としてNDMU大学構内に足を踏み入れた時のことを思い出しています。16歳でした。大学生活への楽しみとともに、初めて父母と離れての生活に不安も感じました。しかし、親切な友人、尊敬すべき教師とも出会えて、充実した学生生活が始まりました。看護学専攻は決して楽なコースではなく、すべてが順調な学生生活ではありませんでしたが、私のことを信じ、奨学金を続けて下さったHANDSに、そして、励まし続けてくれた父母に感謝しています。
 人生で一番嬉しい日の一つ、3月28日の卒業式を控えて、厳しい4年間を乗り越えた自分自身を誇りに思うとともに、これは看護師への第一歩だと気持ちを新たにしています。6月には看護師国家試験があり、神のご加護を祈りながら、受験準備クラスに通って合格を目指します。
 4年間JOFPA基金奨学金を支給下さいましたHANDSに感謝し、皆様への神のご加護をお祈り申し上げます。

2019年6月25日付  看護師国家試験合格

 最初に感謝の言葉で、この手紙を始めさせてください。本当にありがとうございました。合格しました!
 6月21日に看護師国家試験の結果発表がありました。人生最高の日でした。6月2,3日にダバオで実施された試験は大変難しく、全5教科平均は80点を少し下回りましたが、とにかく合格できました。国家試験に至るまで辛抱強く支えて下さった皆様のおかげです。
 本日、6月25日から、ジェネラルサントス市の聖パウロ女子修道会設立ドクターズホスピタルで看護師として勤務を始めます。 病院では看護技術と知識をさらに磨き、患者さんのために役立ちたいと思います。また、休暇が取れたら、レイクセブ町でボランティアとして、チボリの人々のためにも働ける機会が得られることを望んでいます。
 これまでのご支援本当にありがとうござました!                   (以上抄訳・文責:山崎)

       


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