ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)

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現地報告    ビラーン通信76号(2014.1.25)より(抜粋・補筆)


「ラワン村の水道 (その後)」

 「トイレのある家は2軒だけだったが、10世帯でトイレ作りが始まった」
 「ここ2カ月は子どものひどい下痢は聞いていない」
 「いつでも水やりできるから、裏庭にインゲンの種をまいた」

 前号で共同水飲み水場完成をお伝えしたラワン村の簡易水道建設と保健衛生セミナー事業は11月にほぼ完了しました。私たちが訪ねた11月末、村会議員から、また、住民集会参加の水道組合メンバーから、安全な飲み水と生活用水が手に入った喜びの言葉とその効果や活用状況を聞くことができました。
 村のヘルスワーカーによる水活用に関する保健衛生研修は7月に、工事責任者PFPのオーランさんによる簡単修理研修も10月に終了しました。今後は水源付近の植林に努め、接続部分の漏水などへの迅速な対応など、水道組合の維持管理を通じて、水道により実現した生活の質向上維持に期待しています。

 完成した貯水槽の上で、今井記念海外協力基金助成と
 HANDS支援を記した垂れ幕を掲げるラワンの人びと

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