ビラーンの医療と自立を支える会(HANDS)

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ゼネラルサントス市内のCMIP事務所には先住民族のためのクリニックが併設されています。
ジョセリンさん(通称ジョジョ、助産師)がクリニック責任者です。

−山岳部先住民族の村約30集落6千人対象の医療支援(年およそ60万円)の報告です−

 

2011年3月

今月の支援患者総数

20名

 

今月の巡回診療

12日 ケブリン村 

一般診療115名 歯科診療24

 

 

今月のCMIP限定医療保険 (グリーンカード) 料徴収総額 

690ペソ

 

 

年齢

性別

病名

支援内容と結果

 2

1歳
9ヶ月

 

アトモロック

気管支喘息

投薬により5日後に回復

2

5歳

アトモロック

インフルエンザ

投薬により1週間で回復

 4

10歳

フィタック

せつ(おでき)

投薬とグアバの葉を煎じた液で患部洗浄により回復

 7

24歳

シルル

下痢

投薬とマーベラスの葉の煎じ薬で回復、

10

62歳

サムラング

急性胃炎

投薬で3日後に回復

16

39歳

ランブソン

内耳感染症

耳鼻科医の診察と投薬で3日後に回復

17

20歳

ボルール

頭痛

投薬でその日のうちに回復

18

75歳

キナム

 

糖尿病による壊疽

Gサントス公立病院に入院したが回復せず、ダバオ医療センターを勧められる。

18

1歳
5ヶ月

 

キナム

気管支喘息

投薬で1週間後に回復

18

23歳

キアメ

悪性コレストロール値上昇
(4年前に発病)

全身のかゆみ、意識障害で聖エリザベス病院に3日間入院、回復。

24

38歳

マリア・クラオ

分娩

胎児異常の恐れがあり入院。通常分娩で出産。1週間で回復。

26

27歳

ポロモロック

インフルエンザ

薬と水分摂取で回復。

26

32歳

Gサントス

インフルエンザ

投薬で1週間後に回復

26

38歳

シルル

外傷感染症

投薬とグアバの葉を煎じた液による一日2回の患部洗浄で回復。

28

23歳

サムラング

下痢

投薬と経口補水液摂取で2日後に回復。

28

4歳

サムラング

下痢を伴うインフルエンザ

投薬と経口補水液摂取で回復。

28

3歳

サムラング

下痢を伴うインフルエンザ

投薬と経口補水液摂取で回復。

28

5歳
双子

サムラング

下痢を伴うインフルエンザ

投薬と経口補水液摂取で回復。

 

ジョジョの日誌から

2日−10日

下痢、咳、悪寒、発熱の症状を訴える人が多く病院へ連れて行く。
12日予定の巡回診療の準備。

12日

キブリンへ巡回診療。
CMIPが医療サービスを行う前から、近隣の村とともにフィルヘルス(健康保険組合)導入が図られていた。改めて、低所得者層へのフィルヘルス加入を勧める。保険料は無料で入院した場合医療費免除であることを説明。問題は子ども達の住民登録がなされていないことである。

16日−28日

病院へ連れて行くのに忙しい。
CMIPの教師ヘンリーが全身に痒みを感じた後、30分ほど意識を失う。こういう症状は4年前からあった。聖エリザベス病院へ入院。検査の結果悪性コレステロール値が高いことが判明。3日後に退院。医者の助言に従うよう指導。

24日

症状が悪化したエドナを精神科クリニックへ連れて行く。以前購入した薬を1ヶ月近く飲んでいないことが分かった。暴力的になり、薬を飲ませても吐き出すので、ダバオ精神病院への入院を考えている。マルゴン社会福祉事務所へ行き援助を依頼したが、処方箋と病院の請求書が必要との事。エドウィン神父の時間が取れ次第ダバオ精神病院へエドナを連れて行く。

2011年2月

今月の支援患者総数

25名

今月のCMIP限定医療保険(グリーンカード)料徴収総額

690ペソ

 

 

支援患者の病名

人数

インフルエンザ

15

風邪

1

はしか

1

脱水症状を伴う急性胃炎

2

膀胱炎

2

下痢

2

高血圧

2

 

受入施設

人数

ジェネラル・サントス公立病院での治療・検査

1

民間診療所・病院での治療・検査または入院

1

CMIPクリニックでの手当て、投薬

23

 

ジョジョの日誌から

2日

教師のゴンザロ・ダンゴに付き添い、ヘルニアかどうかの検査を受けるため、ジェネラル・サントス公立病院へ行く。ヘルニアでないと判明。

7日

次回の巡回医療について、マドリッド歯科医のクリニックへ行き、打ち合わせ。

10−14日

夫の入院で休暇をもらう。11日に聖エリザベス病院で頭部の外科手術を受ける。

15−18日

奨学生バネッサ・バレドがジェネラス・サントス・ドクターズ病院へ入院。低カリウム血症を伴うインフルエンザの為。4日で回復、退院。

19−21日

ティボリ町ソフへの巡回診療の準備。

22日

ソフへ巡回診療。一般診療169名。歯科診療30名。

27−28日

CMIPスタッフ会議。評価と来年度の計画討議。

2011年1月

 


今月の支援患者総数

28名

今月のCMIP限定医療保険(グリーンカード)料徴収総額

690ペソ

 

 

 

支援患者の病名

人数

インフルエンザ

15

関節炎

2

はしか

1

脱水症状を伴う急性胃炎

2

歯痛

3

下痢

3

外傷

2

 

受入施設

人数

ジェネラル・サントス公立病院での治療・検査

5

民間診療所・病院での治療・検査または入院
(一人は南コタバト州立病院に2日間入院)

3

CMIPクリニックでの手当て、投薬

20

 

ジョジョの日誌から

3日

仕事始め。

4日

甲状腺腫、ヘルニアを患っている低所得者の為に無料で手術を行っているヘルセダ医師と話しあった。ここジェネラル・サントス市には、該当者はいないので、幾つかの村に通知した。

12日

南コタバト州アサンプション村へ行って、陰嚢が肥大し痛みがあるというゴンザロ・ダンゴのために低所得者証明の手続きをした。ヘルニアと思われ、2月3日にジェネラル・サントス公立病院で検診予定。

15日

薬草園の手入れ。奨学生クリストファーが手伝ってくれる。

15−25日

奨学生5名(カルメラ、マリナ、アナリン、ヘルメニア、クリス)と奨学生担当のジミーが頭痛、発熱、咳、寒気、吐き気、嘔吐に悩まされた。気温変化が激しいためにインフルエンザにかかったので、薬とビタミン剤を投与。5名は良くなったが、カルメラは嘔吐と胃炎がひどかったので、南コタバト州立病院に入院。持病の潰瘍のためと思われる。2日後に退院。

17−21日

巡回診療の準備。

22日

南コタバト州ティボリ町マアアン村のタブロへ巡回診療に行く。一般診療210名。ほとんどがインフルエンザ、下痢、皮膚病。歯科診療32名。

26日

ジョン・マーク・マガリンの薬を購入し、コロナダル市へ行き、母親に届けた。

31日

ヘルメニアを検査に行かせる。

2010年12月の
クリニック報告

今月の支援患者総数

22名

今月のCMIP限定医療保険(グリーンカード)料徴収総額

990ペソ

 

 

 

支援患者の病名

人数

インフルエンザ

9

風邪

3

高血圧

2

皮膚病

1

歯痛

2

脱水症状を伴う急性胃腸炎

2

外傷

2

肺結核

1

 

受入施設

人数

ゼネラル・サントス公立病院での治療・検査及び入院
(一名は入院)

10

民間診療所・病院での治療・検査及び入院
(一名は聖エリザベス病院に3日間入院)

2

CMIPクリニックでの手当て、投薬

16

 

ジョジョの日誌から

1−3日

ブカイ・エル村での巡回診療の準備。

4日

ブカイ・エル村での巡回診療。一般診療112名/歯科診療41名。歯科は今回も歯科医であるマドリッドご夫妻が、助手のアイザとネネンを伴って担当してくださった。リコが運転をし、エドウイン神父も同行して下さり、診療は順調に行われた。

6−10日

ヘンローズ・トゥリ(2歳/アトゥモロック)が一週間に渡る咳・呼吸困難・熱のためゼネラル・サントス公立病院へ入院。処方薬が多量のため、養育責任者である叔父から経済的支援依頼があり、承諾。病院での最終診断は肺結核。

10日

ヘルメニアの血液検査結果の照会のためダバオ医療センターへ行く。結果は正常で投薬は今までと同じ、Coumadin 5mg 1/2錠を一日おき、Lanoxin 1錠を毎日。ヘルメニアには毎日栄養のある食事をし、運動をして良い状態を保つことを助言。

18日

夫が、車登録期限切れの車を運転していた飲酒運転者にぶつけられ聖エリザベス病院へ入院。幸いなことに3日後には退院。

20−22日

CMIP職員研修。毎日の仕事から離れて、日常生活でのストレスの原因は何かを熟考し、その克服方法、そしてストレスは生活の一部なのだということを学び、気持ちを新にする時間を与えられた。

22日

CMIP職員のクリスマス・パーティ

30日

ソフ村での食中毒患者への薬を準備。食中毒はソフ村と近隣地区への支援品として配布されたスパゲッティが原因。

 

2010年12月巡回診療に集まった母子に薬を渡すヘルス担当助産師のジョジョ

 

 

 


2010年11月の
クリニック報告

 


今月の支援患者総数

28名

今月のCMIP限定医療保険(グリーンカード)料徴収総額

690ペソ

 

 

 

支援患者の病名

人数

インフルエンザ

15

高血圧

2

皮膚病

3

膀胱炎

2

歯痛

2

下痢

3

 

受入施設

人数

ゼネラルサントス公立病院での治療・検査

10

民間診療所・病院での治療・検査または入院
(一人は聖エリザベス病院に1週間入院)

2

CMIPクリニックでの手当て、投薬

16

 

ジョジョの日誌から

1−2日

祭日

3日

薬草園の手入れ。

4−10日

ヘルメニアの年に一度のフィリピン心臓センター (マニラ) での検診。

10−16日

タマ・イムパ(男性、22歳、既婚/キオマン村)が熱と激痛を伴う腹部の腫れで聖エリザベス病院へ入院。骨盤X線を含む一連の検査の結果、尿が腹部へ流入していると判明。医師は即座の手術を勧めたが、5万から6万ペソの手術費は負担できないため、投薬のみの治療で一週間後に退院。一週間分の薬を持って帰宅。入院治療費は、CMIP医療費から全額支援。

20日

薬草園の手入れ。

19−22日

ブカイ・エル村での巡回診療の準備。

23日

予定していたブカイ・エル村での巡回診療の日だが運転手が手配できなかったため、12月4日に延期。村には延期を通知した。

26−27日

休暇。

30日

HANDSへ、病気の奨学生、エドナ、ヘルメニア、ロネル、チャーメインの現況報告及び治療費報告を行う。

 

 


2010年10月の
クリニック報告

今月のCMIP限定医療保険(グリーンカード)料徴収総額

780ペソ

今月の支援患者総数

33名

 

 

 

支援患者の病名

人数

インフルエンザ・肺炎

13

高血圧

02

皮膚病

03

膀胱炎

03

脱水症状を伴う急性胃腸炎

04

外傷

02

歯痛

02

脱水症状を伴う下痢

04

 

受入施設

人数

ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援

12

民間診療所・病院での治療・検査または入院支援

02

CMIPクリニックでの手当て、投薬支援

19

 

ジョジョの日誌から

1−7日

休暇。

9日

マラパタン地区の病人の薬をエドウィン神父に託すために準備。

12日

薬草園の手入れ。

19−29日

アラベルのサンタ・マリア・クラオ地区への巡回診療用必用品を準備

22日

ヘルメニアが検査を受け、結果は良好。
11月4日から10日までフィリピン心臓センターで年に一度の検査受診予定。

27日

エドナの検査。
担当精神科医アルマダ先生によれば、正常な状態へ戻ったが、今までと同じ量の服薬を来年2月までは続け、その後は薬の量を減らせるかもしれないとのこと。7ヶ月間の薬代は、25,135ペソにもなり、その他交通費、食費もかかったが、回復して良かった。
来年6月の新学期から復学できる見通し。

30日

サンタ・マリア・クラオ地区での巡回診療。
195名の一般診療と46名の歯科診療を行った。歯科医であるマドリドご夫妻が今回も同行して下さった。先住民族のためには山奥へ行くのも厭わず、しかも無償で行って下さるご夫婦の奉仕の精神には頭が下がる。

 


2010年9月の
クリニック報告

■ 支援患者総数  35名
(内訳)
肺結核 2名、インフルエンザ・肺炎16名、脱水症状を伴う急性胃腸炎 3名、膀胱炎3名、、高血圧3名、歯痛 5名、皮膚病 3名
(受入施設内訳)
ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援18名
民間診療所・病院での治療・検査または入院支援2名
CMIPクリニックでの手当て、投薬支援15名
■ その他、主な活動から
9月分CMIP地域限定医療保険(グリーンカード)料徴収 820ペソ

9月1日: 交通事故のジョンマルクに薬を届けた。順調に回復している。
エドナの精神科予約日で、アルマダ先生のところに伴う。少しずつ良くなっているとの診断だった。

 


9月11日:聖エリザベス病院でヘルメニアの心臓病定期検診。

9月14-5日:ヘルメニアの前回の検査結果を聞きにダバオの病院に
いく。



9月18日:トロクバトで巡回診療〈126人受診〉

9月25日:MSU連盟の医薬品寄付でアトモロックで巡回診療実施。
歯科26人を含む186人が受診。カガペ医師、ニスペロス医師がボランティアで診療にあった。同時に子どもたちへの給食サービス、サンダル寄付、無料散髪も実施された。

 


9月26日:近くの入植者の村ベグニノでも引き続き巡回診療実施。
歯科11名を含む44名が受診。

 

9月30日:カレッジ1年のカルメラなど、疲労感を訴える奨学生がいる
ので総合ビタミン剤購入。


 

 

AMSUA faculty helped in listing of patients
アトモロックの巡回診療実施

 

 


2010年8月の
クリニック報告

■ 支援患者総数  30名
(内訳)
デング熱1名、インフルエンザ・肺炎12名、脱水症状を伴う急性胃腸炎 8名、膀胱炎3名、チフス性高熱 1名、高血圧3名、外傷 2名
(受入施設内訳)
ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援14名
民間診療所・病院での治療・検査または入院支援1名
CMIPクリニックでの手当て、投薬支援15名
■ その他、主な活動から
8月分CMIP地域限定医療保険(グリーンカード)料徴収1,200ペソ
8月4日:エドナをまた精神科医アルマダ先生のところに連れていく。今回の診断でも、大変よくなってきているが薬の服用は続けるようにと言われた。次の診察予約は9月1日。
8月12日:5月の交通事故で頭に大けがをしたジョンマークからダバオの医療センターでの診察結果の報告を受けた。傷は癒えたがまだめまいなど受けた脳の損傷が残っていて、高額な薬の服用は続けなくてはいけない。その薬代を支援した。
8月20日:陰嚢の痛みと腫れを訴えた専門学校生18歳のロニロを外科医院に連れていく。炎症によるもので5日間薬を飲んだら快癒した。
8月22日:ティボリ町フィタックで巡回診療実施。歯科の27名を含めて合計225人の患者が診察を受けた。歯科はいつものようにマドリド夫妻がボランティアで治療して下さった。CMIPディレクター・エドイン神父も手伝ってくれて多数の患者にスムーズに対応できた。
8月25日:5年前に心臓手術を受けたヘルメニアのダバオ医療センターでの検査日。血液検査の結果は良好で正常値に近かった。
8月26日:CMIP事務局会計カレンが風邪で調子が悪いというので薬草のラグンディの葉を渡した。彼女には漢方薬の方がよく効くという。

2010年7月の
クリニック報告

■ 支援患者総数 42名
(内訳)
デング熱1名、インフルエンザ・肺炎26名、気管支喘息2名、
肺結核2名、脱水症状を伴う急性胃腸炎 3名、チフス性高熱 2名
皮膚病2名、高血圧2名、歯痛2名
(受入施設内訳)
ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援17名
民間診療所・病院での治療・検査または入院支援3名
CMIPクリニックでの手当て、投薬支援22名
■ その他、主な活動から
7月分CMIP地域限定医療保険(グリーンカード)料徴収1,980ペソ
7月4-6日:3日間高熱・頭痛が続いていたアトモロック小6年のマルロを
G.サントス公立病院に連れて行き検査してもらった。結果はデング熱第3期
と分かり入院して輸血治療を受け元気になった。
7月6-7日:精神疾患で休学中のハイスクール2年のエドナをアルマド医師に
診てもらう。改善はみられるがしばらくは薬の服用が必要と言われた。
7月17日:カレッジ1年のヘルメニアの心臓、血液の検査結果は良好だったが、今後も月2回の検査が必要と言われた。
7月23-24日:咳、喀血、微熱、食欲不振が続いていたポロモロック町ランダン村のプリモ(20歳)をG.サントス公立病院に連れていく。肺結核との診断だったので今後公的支援を受けられるようにランダン村の保健担当宛て診断書を持たせた。
7月28-29日:いつものようにクリニック隣接の薬草畑で月末の手入れをした。

2010年6月の
クリニック報告

■ 支援患者総数 43名
(内訳)
デング熱1名、インフルエンザ・肺炎25名、チフス性高熱 1名
脱水症状を伴う急性胃腸炎 3名、膀胱炎3名、回虫症 2名、
皮膚病3名、高血圧3名、歯痛2名
(受入施設内訳)
ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援26名
民間診療所・病院での治療・検査または入院支援2名
CMIPクリニックでの手当て、投薬支援15名
■ その他、主な活動から
6月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収 910ペソ
6月1日: 新学期に備えて各学校の教師に常備薬一式託す。
6月7日:5月22日に交通事故に遭いダバオ医療センターで頭部緊急手術を受けて退院したジョンマーク(コロナダルの専門学校生、16歳。CMIPのラムブソン小学校マリオ先生の息子。写真:頭部に残る15cmほどの縫合のあと)にボルールで会った。手術入院費は父親が知人に借りるなど工面したが、退院後も損傷を受けた脳の治療に高額の医療費がかかるため、奨学生ではないが本医療支援事業の対象として薬代などを支援した。


スクール奨学生エドナを精神科クリニックに連れていく。会話ができる等よくなっているが、表情はまだ不安げで続けて治療が必要。2週間後の診察予約をして帰る。
6月11日:ハイスクール卒業生チャーメーンを専門医に診せる。アレルギー性皮膚疾患と診断され薬のほか、食べてはいけない食品リストなどの指導を受けた。
6月23日:エドナ3回目の診察日。医師は彼女と会話しながら様子を見ていたが、学校は休学して来年問題がなければ復学をと助言してくれた。
6月25日:ティボリ町ルヒビでの巡回診療。歯科の38人を含めて175人が受診した。

2010年5月の
クリニック報告

■ 支援患者総数28名
(内訳)
インフルエンザ・肺炎8名、はしか 1名
チフス性高熱 1名、膀胱炎3名、回虫症 6名、皮膚病2名
結膜炎 2名、高血圧4名、精神疾患1名
(受入施設内訳)
ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援14名
民間診療所・病院での治療・検査または入院支援2名
CMIPクリニックでの手当て、投薬支援12名
■ その他、主な活動から
5月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収 780ペソ
5月27日:22日に交通事故にあい頭部損傷でダバオメディカルセンターに入院中の専門学校生ジョンマーク(16歳)を見舞う。CMIP小学校教師の父親から医療支援の要請を受ける。
5月31日:新学期のため山の学校に戻る教師たちに、児童用常備薬を配布した。

奨学生の医療支援:心臓病のヘルメニアは、ダバオメディカルセンターで27日に定期チェックを受けた。皮膚疾患のチャ―メインは、専門病院でアレルギーと診断され、食事の指導を受けた。精神疾患のエドナは6月の進級登録を見合わせて治療に専念するようとの医師の助言により、ハイスクール休学を決めた。

2010年4月の

クリニック報告

■ 支援患者総数33名

(内訳)

インフルエンザ・肺炎14名、 脱水症状を伴う急性胃腸炎 3名、 膀胱炎2名、回虫症 3名、皮膚病3名、高血圧4名、外傷 2名 歯痛2名

(受入施設内訳)

 ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援16名   民間診療所・病院での治療・検査または入院支援2名CMIPクリニックでの手当て、投薬支援15名


■ その他、主な活動から
4月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収2,360ペソ
4月16日  パライソ村で無料巡回診療実施。
ランディ、エレノア歯科医夫妻の協力で歯の治療を受けたのは40名。内科・外科その他の患者は、近隣のラビルム、マリアクラオからの患者を含めて278名が殺到。一人ひとりへの対応は十分できなかった。

(奨学生に対する医療支援)

ハイスクール3年生のアトゥモロック出身のエドナが精神的に不安定な状態と分かり、マルンゴン町公立病院で受診させたが、診断がつかず5月に専門病院で検査をすることにした。

ボランテイアで治療するエレノア歯科医

  2010年3月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 38名
 (内訳) インフルエンザ・肺炎 16名、脱水症状を伴う急性胃腸炎 5名、
     膀胱炎 3名、回虫症 3名、 高血圧 3名、外傷 3名、
     皮膚病 2名、歯痛 2名、腸チフス性高熱 1名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援 19名
  民間診療所・病院での治療・検査または入院支援       2名
  CMIPクリニックでの手当て、投薬支援              17名
 □ その他、主な活動から
  3月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収.1610ペソ
  3月6日  タンダ村で無料巡回診療実施(189名受診、うち歯科 31名)。

 
2010年2月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 28名
 (内訳) デング熱 1名、インフルエンザ・肺炎 10名、気管支喘息 1名、
     脱水症状を伴う急性胃腸炎 2名、膀胱炎 2名、回虫症 4名、
     皮膚病 1名、高血圧 3名、外傷 1名、歯痛 3名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援 14名
  民間診療所・病院での治療・検査または入院支援       2名
  CMIPクリニックでの手当て、投薬支援             12名
 □ その他、主な活動から
  2月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収.1760ペソ
  2月18-19日  ダタルルタイ村で無料巡回診療実施。
  歯科治療は今回もマドリド歯科医院のランディさん、エレノアさん夫妻の
  協力をいただいた。受診患者は173名、うち歯科は28名。
  分校のレネ先生とジミー先生の協力で子どもたちも全員歯科検診を
  受診した。

 

2010年1月の
 クリニック報告

 ■ 支援患者総数 40名
 (内訳)デング熱 2名、インフルエンザ・肺炎 16名、腸チフス性高熱 1名、
     脱水症状を伴うアメーバ性下痢 3名、脱水症状を伴う急性胃腸
     炎 3名、膀胱炎 2名、皮膚病 3名、高血圧 5名、歯痛 5名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院での治療・検査または入院支援 20名
  民間診療所・病院での治療・検査または入院支援       2名
  CMIPクリニックでの手当て、投薬支援              18名
 □ その他、主な活動から
  1月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収.1370ペソ
  1月23-24日サムラング村で巡回診療実施(173名受診、うち歯科 28名)
  毎日のように雨が降り肌寒い天候が続いていて、インフルエンザや
  肺炎にかかっていた患者が多かった。


 多数の患者に囲まれて大忙しの受け付け・問診担当のコミュニティーヘルスワーカー・
 ヒルダさん(右下)


 2009年12月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 29名
 (内訳) デング熱 1名、インフルエンザ・肺炎 10名、脱水症状を伴う
      急性胃腸炎 2名、皮膚病 2名、高血圧 2名、回虫症 5名、
      足裏の化膿他外傷 3名、歯痛 4名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院での治療または入院支援 15名
  民間診療所・病院での治療または入院支援       2名
  CMIPクリニックでの手当て、投薬支援          12名
 □ その他、主な活動から
   12月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収 840ペソ
  12月10日クリニック脇にある薬草園を手入れ
  12月12-19日 2年前に心臓弁膜症の手術を受けたヘルメニアの定期検診に付き添ってマニラに滞在。血液検査結果は要注意で、4月にはダバオの専門病院での検診を勧告された。HANDS特別医療支援予算充当の予定。


 国立マニラ心臓センターで担当医の検診を受けるハイスクール4年生ヘルメニア

2009年11月の
 クリニック報告

 ■ 支援患者総数 43名
 (内訳) デング熱 2名、インフルエンザ・肺炎 18名、腸チフス性高熱 2名、
     アメーバ性下痢 4名、脱水症状を伴う急性胃腸炎 4名、
     膀胱炎 3名、高血圧 2名、回虫症 4名、歯痛 4名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院での治療または入院支援 20名
  民間診療所・病院での治療または入院支援       4名
  CMIPクリニックでの手当て、投薬支援          19名
 □ その他、主な活動から
   11月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収 780ペソ
  11月14日、ドゥンガン・ラヘク村で巡回診療実施(180名受診、うち歯科 45名)。

2009年10月の
 クリニック報告

(9月分は都合でお休みです)

 ■ 支援患者総数 29名
 (内訳) デング熱 2名、インフルエンザ・肺炎 13名、気管支肺炎 2名
     腸チフス性高熱 2名、アメーバ性下痢 2名、脱水症状を伴う
     急性胃腸炎 2名、皮膚病 3名、高血圧 2名、回虫症 1名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院での治療または入院支援 15名
  民間診療所・病院での治療または入院支援       2名
  CMIPクリニックでの手当て、投薬支援          12名
 □ その他、主な活動から
  10月分CMIP地域限定の医療保険(グリーンカード)料徴収 880ペソ
  10月11日、ラムトゥボ村で巡回診療実施(223名受診、うち歯科 46名)。
  住民は診療スタッフへの昼食提供他非常に協力的だった。

2009年8月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 40名
 (内訳)デング熱 2名、風邪・発熱・頭痛・嘔吐 24名、歯痛 3名、排尿時の
    痛み・かゆみ 5名、その他外傷皮膚炎など
 (受入施設内訳) 
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 22名
  CMIPクリニックでの治療          15名
  個人病院での治療             3名
 □8月16−21日、ゼネラルサントス公立病院にて森岡医師により形成外科治療が行われました。
 □ダタルルタイ村で初めての巡回診療(150名の診察)を行いました。症状は咳、風邪、発熱、食欲不振、皮膚病、下痢などです。薬を買えない人々にとって、巡回診療は本当に大きな助けになっています。

2009年7月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 46名
 (内訳)デング熱 4名、下痢・嘔吐 3名、風邪・発熱・頭痛 26名、歯痛 2名、排尿時の痛み 2名、その他外傷皮膚炎など
 (受入施設内訳)
 ゼネラルサントス公立病院入院・治療 28名
 CMIPクリニックでの治療         16名
 個人病院での治療             2名
 □ランブソン村で巡回診療(153名の診察と、35名の歯科診察)を行いました。歯科医のマドリッドご夫妻が同行しました。
 □トゥロクバト村で巡回診療(88名の診察)を行いました。主な症状はインフルエンザ、肺炎、皮膚病です。

2009年6月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 43名
 (内訳)下痢・嘔吐 4名、風邪・発熱・頭痛 29名、高血圧 2名、排尿時の痛み 2名、その他歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 25名
  CMIPクリニックでの治療         13名
  個人病院での治療             5名
 □トゥロクバト村で巡回診療を予定していましたが、受け入れ担当者である小学校教師が病気のため、延期しました。

2009年5月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 29名
 (内訳)デング熱 2名、風邪・発熱・頭痛 14名、下痢 2名、高血圧 2名、排尿時の痛み 2名、その他外傷皮膚炎など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 17名
  CMIPクリニックでの治療         10名
  個人病院での治療             2名
 □バリテ村で巡回診療(165名の診察と、50名の歯科診察)を行いました。

2009年4月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 23名
 (内訳)風邪・発熱・頭痛 10名、下痢 3名、高血圧 2名、排尿時の痛み 2名、その他外傷皮膚炎など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 13名
  CMIPクリニックでの治療         8名
  個人病院での治療             2名
 □バゴンシラン村で16日から18日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。参加者は50名でした。

2009年3月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 28名
 (内訳)マラリア 2名、肺結核 2名、風邪・発熱・頭痛 12名、下痢 3名、高血圧 2名、排尿時の痛み 3名、その他外傷皮膚炎など
 □ゴメロ村で19日から21日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。参加者は92名でした。

2009年2月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 34名
 (内訳)マラリア 3名、デング熱 2名、風邪・発熱・頭痛 18名、高血圧 2名、排尿時の痛み 2名、その他外傷歯痛など合計34名
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 20名
  CMIPクリニックでの治療         12名
  個人病院での治療             2名
 □ヒラド村で23日から26日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。参加者は75名でした。

2009年1月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 34名
 (内訳)回虫 4名、骨折 1名、皮膚炎 3名、風邪・発熱・頭痛 13名、胃痛・下痢 7名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 18名
  CMIPクリニックでの治療         13名
  個人病院での治療             3名
 □バサグ村にて22日から24日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。参加者は73名でした。

2008年12月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 34名
 (内訳)マラリア 1名、肺結核 2名、回虫 3名、風邪・発熱・頭痛 18名、高血圧 5名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 20名
  CMIPクリニックでの治療         12名
  個人病院での治療             2名
 □ダタル・タブロ村で11日から13日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。バルナブル村、フィタク村、スフォ村からも参加者があり、合計79名でした。

2008年11月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 35名
 (内訳)マラリア 2名、デング熱 1名、回虫 6名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 18名
  CMIPクリニックでの治療         14名
  個人病院での治療             3名
 □ダタルサファン村で3日間のヘルスセミナーを行いました。54名が参加しました。巡回診療には184名が集まりました。

2008年10月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 34名
 (内訳)風邪・発熱・頭痛 17名、高血圧 2名、排尿時の痛み 3名、歯痛 4名その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 15名
  CMIPクリニックでの治療         16名
  個人病院での治療             2名
 □キアミ村で14日から17日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。
参加者は81名でした。キアヘ村、キトゥラグ村、シラル村、キナム村からも
参加者がありました。

2008年9月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 34名
 (内訳)回虫 6名、風邪・発熱・頭痛 16名、高血圧 3名、排尿時の痛み 2名、歯痛 4名その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 18名
  CMIPクリニックでの治療         12名
  個人病院での治療             4名
 □トモロック村で18日から20日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。また、2才から13才の子どもに虫下しの薬を与えました。

2007年3月の
 クリニック報告
 
 ■ 支援患者総数 35名
 (内訳)チフス 1名、喘息・気管支炎 3名、皮膚炎 4名、風邪・発熱・頭痛 14名、胃痛・下痢 4名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 17名
  CMIPクリニックでの治療         15名
  個人病院での治療             3名
 □25日から27日にかけて、3日間のヘルスセミナーを行いました。参加者は50名、講師はカガピ先生と4名のファシリテーターです。今回のテーマは『基本的手当と予防』でした。
 □巡回診療 ケブリン村にて巡回診療(135名の診察と、22名の歯科診察)を行いました。

2007年2月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 32名
 (内訳)喘息・気管支炎 4名、皮膚炎 3名、風邪・発熱・頭痛 15名、胃痛・下痢 2名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 16名
  CMIPクリニックでの治療         11名
  個人病院での治療             5名
 □コロナダル市にマラリア発生地域があり、情報を集めています。重傷者が出ていないのは政府の対応が早かったからです。
 □巡回診療 ラムツボにて巡回診療(118名の診察と、19名の歯科診察)を行いました。

2007年1月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 36名
 (内訳)デング熱 1名、チフス 1名、風邪・発熱・頭痛 22名、胃痛・下痢 6名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 24名
  CMIPクリニックでの治療         10名
  個人病院での治療             2名
 ※団体名がCMBよりCMIPに変更になりました。
 □年間医療計画を作成しました。
 □巡回診療 フィタク村にてバランガイヘルスワーカーと共に、巡回診療(232名の診察と63名のこどもの虫下し、38名の歯科診察)を行いました。5名の肺結核患者が見つかりました。

2006年12月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 33名
 (内訳)デング熱 1名、風邪・発熱・頭痛 21名、胃痛・下痢 5名、排尿時の痛み 3名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 22名
   CMBクリニックでの治療         8名
  個人病院での治療             3名
 □6つの村で、薬草園のモニターを行いました。
 □巡回診療 バゴンシラン村にて巡回診療(177名の診察と16名の歯科診察)を行いました。

2006年11月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 33名
 (内訳)デング熱 2名、風邪・発熱・頭痛 13名、胃痛・下痢 4名、アメーバ赤痢、脱水症4名、排尿時の痛み2名、その他外傷歯痛など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 15名
  CMBクリニックでの治療         10名
  個人病院での治療             6名
 □巡回診療 ダタルサファン村にて巡回診療を行いました。疥癬の患者が130名もいました。

 2006年10月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 29名
 (内訳)風邪・発熱・頭痛 18名、下痢・脱水症 3名、排尿時の痛み 2名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 15名
  CMBクリニックでの治療          9名
  個人病院での治療             5名

2006年7月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 33名
 (内訳)風邪・発熱・頭痛 20名、下痢・脱水症 3名、吐き気・胃痛 5名、排尿時の痛み 3名、眼病 1名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 20名
   CMBクリニックでの治療         9名
  個人病院での治療             4名
 □巡回診療 CMBクリニックにて巡回診療(173名の診察と32名の歯科診察)を行いました。

2006年6月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 30名
 (内訳)デング熱 1名、風邪・発熱・頭痛 16名、排尿時の痛み 2名、胃痛 3名、下痢・脱水症 1名、皮膚のかゆみ・炎症 1名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 10名
  CMBクリニックでの治療         14名
  個人病院での治療             6名
 □巡回診療 モンゴカヨ村にて巡回診療(125名の診察と15名の歯科診察)を行いました。同時に「病気予防のために何ができるか?」と題して健康セミナーを開催しました。

2006年5月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 31名
 (内訳)デング熱 1名、風邪・発熱・頭痛 13名、下痢・脱水症 3名、皮膚のかゆみ・炎症 2名、排尿時の痛み 2名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 15名
   CMBクリニックでの治療         12名
  個人病院での治療             4名
 □巡回診療 タブロ村にて巡回診療(165名の歯科診察)を行いました。

2006年3月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 20名
 (内訳)風邪・咽喉の痛み 10名、下痢・脱水症 2名、皮膚のかゆみ・炎症 4名、頭痛 3名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 15名
  CMBクリニックでの治療          4名
  個人病院での治療             1名
 □巡回診療 アトモロック村にて巡回診療(124名の診察と23名の歯科診察)を行いました。
 □キアミ村にて健康セミナーを行いました。マラパタン町の10村から参加者がありました。「予防は治療に勝る」と学びました。

2006年1月の
 クリニック報告
 □手術は5月に決まりました
 心臓弁膜症とお伝えしたハイスクール奨学生ヘルメニアが、マニラの心臓病専門病院の検査を受けて戻ってきました。手術まで定期検査と投薬で体調を維持することになっています。当面必要な経費はHANDSが支援しました。現地でも教会やメディアに呼びかけて手術に必要な経費100万円の工面に奔走中です。


 □マラリア患者ゼロ更新中!
 キアミ地区での蚊帳配布から1年。今もCMBクリニックへのマラリア患者入院支援要請はゼロです。このマラリア撲滅の取組みを、日本臨床微生物学会ワークショップでポスター発表しました。

2005年12月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 21名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 12名、アメーバ赤痢・脱水症 3名、扁桃炎 2名、デング熱 1名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 11名
  CMBクリニックでの治療          2名
  個人病院での治療             8名
 □巡回診療 ルヒブ村にて巡回診療(190名の診察と18名の歯科診察)
  を行いました。
 □ヘルメニアその後 9月に報告のあったヘルメニアは、心臓弁膜症の
  手術のためにマニラの総合病院へ入院しました。手術費・滞在費・旅費
  など計150万円かかるそうです。HANDSでは3分の1にあたる50万円を
  負担することにしました。

2005年11月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 20名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 10名、アメーバ赤痢・脱水症 2名、喘息 2名、高血圧 1名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 9名
  CMBクリニックでの治療         3名
  個人病院での治療            8名
 □巡回診療 パライソ村にて巡回診療(196名の診察と36名の歯科診察)
  を行いました。

2005年9月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 27名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 14名、気管支喘息 1名、疥癬 1名、その他下痢、外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 12名
  CMBクリニックでの治療         10名
  個人病院での治療             5名
 □ヘルメニアの心臓病悪化 医療報告に奨学生ヘルメニア(21歳・
ハイスクール3年)への緊急支援要請がありました。14歳からリュウマチ熱
の合併症心膜炎で治療中でしたが、貧しいため服薬を中断、重い
心臓弁膜症を発症し医師からは手術を勧められているとのこと。
父親がサムラングで巡回診療を手伝うなど多少収入があったためか、
今まで彼女への医療支援要請はありませんでした。現地には支援の
意思を伝えました。

2005年7月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 21名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 13名、アメーバ赤痢・脱水症 1名、胃炎・胃潰瘍 1名、貧血 2名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 9名
   CMBクリニックでの治療         3名
  個人病院での治療             9名
 □巡回診療 キブリン村、モンゴカヨ村にて巡回診療を行いました。163名の診察と22名の歯科診察、23名の外科手術を行いました。
 □ミーティング ヘルスチーム打ち合わせで、グリーンカードシステムの
周知徹底と、子どもと乳幼児のための肺結核セミナーの開催について
話し合いました。

2005年6月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 25名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎11名、アメーバ赤痢、脱水症3名、気管支喘息1名、その他外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 15名
  CMBクリニックでの治療          6名
  個人病院での治療             4名
 □巡回診療 バトティティック村にて巡回診療(167名の診察と42名の歯科診察)を行いました。

2005年2月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 33名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 15名、アメーバ赤痢・脱水症 3名、胃炎・胃潰瘍 3名、気管支喘息 2名、眼病 1名、口唇裂 2名、その他歯痛、外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 10名
   CMBクリニックでの治療         16名
  個人病院での治療             7名
 □巡回診療 サムラング村にて巡回診療(125名の診察と23名の歯科診察)と健康セミナーを行いました。

2005年1月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 31名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 12名、気管支喘息 3名、眼病 1名、関節炎 1名、マラリア 1名、その他歯痛、外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 7名
  CMBクリニックでの治療         8名
  個人病院での治療            2名
 □巡回診療 キアミ村にて206名の診察を行いました。同時に全世帯に蚊帳の配布を行いました。

2004年11月の
 クリニック報告
 ■ 支援患者総数 27名
 (内訳)インフルエンザ・肺炎 12名、アメーバ赤痢・脱水症 6名、その他気管支喘息、外傷など
 (受入施設内訳)
  ゼネラルサントス公立病院入院・治療 12名
  CMBクリニックでの治療         14名
  個人病院での治療             1名
 □メベルちゃんの口蓋裂手術について 2004年9月、口蓋裂の
メベルちゃん(3歳、キアミ村出身)の手術が聖エリザベス病院で
行われました。11月の定期健診結果も良好です。カール神父基金
から手術時の支援13,000ペソ、定期健診経費は口蓋裂患者対象の
スマイル財団から受けています。口蓋裂についてはスマイル財団の
助成が利用できることがわかりました。その他のケースでは、HANDS
の特別支援をお願いすることもあります。

2003年3月の
 クリニック報告
 □咳や首の痛みを訴えていた奨学生のロジャー(17歳・ラムアフス
小学校6年)は、検査の結果、両肺とも結核に冒されていて約2ヶ月の
治療が必要と診断されました。
成績も良く、ハイスクール奨学生候補にも入っていますが、6月の
新学期から寮生活に入れるかどうか微妙な状況です。

 □巡回診療 キアミ村にて巡回診療を実施しました。健康相談や治療
に訪れた患者は3日間で合計328名。昨年に引き続きマラリヤ患者が
目立ちます。この地域のマラリアに関してはまだ決定的予防策がないのが
実情で、早めの手当てで対応しています。



− ジョジョの後継者が育っています −
白衣で病院での実習に参加した助産婦コース奨学生
(左:エステリエッタ、右:ビーナ)


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